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代表取締役の潟永(がたなが)秀一郎と申します。
変わった名前ですが、鹿児島市の出身です。
1985年に毎日新聞社に入社し、福岡本部や長崎支局、東京本社生活報道部などで記者やデスク、支局長などを務め、記者生活の最後はサンデー毎日の編集長でした。
この間、福岡在勤中はrkbテレビさんの「今日感テレビ」、サンデー毎日編集長当時はTBSさんの「みのもんたの朝ズバッ!」や「いっぷく!」でレギュラーコメンテーターを務めさせていただきました。
編集長退任後は、毎日新聞出版で雑誌部門を統括し、新聞に戻ってDX(デジタル・トランスフォーメーション)事務局を担当。2020年3月末で毎日新聞社を退職し、グループ会社の東日印刷で新規事業支援などの仕事に就き、2021年4月から株式会社トライの顧問を兼任。2021年6月28日の株主総会で代表取締役に選任されました。
記者経験は長いですが、初めて経営の指揮を執ることになり、身の引き締まる思いです。
さて、ここで改めて株式会社トライについて簡単にご説明します。
トライは21世紀の始まりの年、2001年に茨城県那珂市で「OA機器の販売等や輸出入」を手掛ける会社として誕生し、2016年10月に東日印刷の100%子会社になりました。その初代・代表取締役が前任の濱田俊雄、私が2代目となります。
ご存じの通り、OA機器市場は社会のペーパーレス化の流れに伴って縮小傾向にあり、さらに2020年からのコロナ禍でリモートワークの導入が進み、厳しさは増しています。しかし今も当社の主力商材であり、国内外・数百社に及ぶ取引先様は何物にも代えがたい財産と受け止めて、今後も誠心誠意お付き合いさせていただこうと考えています。
他方、縮小市場での過当競争は取引先様を含めた業界全体を弱らせてしまう、との危機感に立って、このコロナ禍やDXの進展に合致した新規商材の開発にも取り組んでいます。
その第1弾として今、力を入れているのは除菌フィルムの「キルウイルス」シリーズです。コピー機・複合機などのタッチパネルのほか、エレベーターのボタン、スマホの画面、机や会議テーブルの表面などに貼るだけで、素早く高い除菌効果(15分で99%減)が得られます。開発したのは東京・墨田区の地場企業。地域応援の思いも込めて、タッグを組みました。
これからもお客様に、社会に求められる商材を探し求め、開発し、お届けしたいと考えています。ご愛顧のほど、あらためてよろしくお願いいたします。
最後に、トライを含めた東日印刷グループ5社には、共通の経営理念があります。
「顧客に信頼される会社でありたい」「社員に愛される会社でありたい」「地域に親しまれる会社でありたい」――です。
経営陣の一人として胸に刻み、歩んで参ります。
ご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
2021年6月28日
株式会社 トライ
代表取締役 潟永秀一郎